教養書・入門書

978-4-89619-999-4
『遵生八牋』 飲饌服食牋―明代の食養生書   中村璋八 監修/古田朱美・草野美保 訳註
病を防ぎ、健やかに生きることは、人間の最大の願望であろう。
文人達に読み継がれてきた明代の高濂による『遵生八牋』には、そのための心得や実践術が書かれ、現代中国における臨床中医の必読書になっている。
本書は、その中の「飲饌服食牋」を全訳し、詳細な注と影印による原文を掲げ、医食同源の精髄を紹介する。
(B5判、367頁)
価格
\3,400
978-4-89619-185-1
入門 山田方谷  山田方谷に学ぶ会著
幕末から明治にかけての動乱期、時として奇人変人とさえ写る希代の改革者 山田方谷を、出来るだけ分かりやすく、一問一答形式で紹介した、山田方谷研究の入門として最適の書。
(A5判、並製、176頁)
価格
\1,280
4−89619−180−3
易経講座 上巻 ―程氏易伝を読む― 本田濟
現代の易学研究の第一人者である本田濟先生が、政財界の有志の集い「読易会」で講義した全記録。
易経解釈の最高峰とされる「程氏易伝」を本邦初、全訳・解説した書。上巻は乾〜離までを収録。
(A五判、2冊揃、1156頁)〈発行・斯文会〉
価格
\9,500
978-4−89619−181-3
易経講座 下巻 ―程氏易伝を読む― 本田濟
現代の易学研究の第一人者である本田濟先生が、政財界の有志の集い「読易会」で講義した全記録。
易経解釈の最高峰とされる「程氏易伝」を本邦初、全訳・解説した書。上巻は乾〜離までを収録。
別冊原文(250頁)付
(A五判、3冊揃、1318頁)〈発行・斯文会〉
価格
\13,000
978-4−89619−078−6
論語講義 渋沢栄一述
論語とそろばん、道徳と経済とを自らの体験に基づいて一体とした著者が、大正末期その貴重な体験談や明治の人物評等、数々の興味深い余話を交えて講述した名著「渋沢論語」の復刻愛蔵版版。
(A五判貼函入、958頁)
価格
\15,000
4−89619−182−X
易学案内 ―皇極経世書の世界― 川嶋孝周著
「易経」の成り立ちから基本的知識を概説し、邵康節の独特な易学観が述べられた皇極経世書の世界を紹介した興味深い書
(A五判上製、325頁)
価格
\4,200
4−89619−183−8
小説 王陽明 上巻 芝豪著
流謫の身でも、兵馬倥偬の日々にあっても、常に思索・講学を続け偉大な勲功を立てた王陽明。人はどう生きたらよいか。心を磨くとは……。
彼の思想的葛藤と生涯を鮮やかに描いた著者会心の作!
(四六判、412頁)
価格
\2,300
4−89619−184−6
小説 王陽明 下巻 芝豪著
索引付
―陽明は十六世紀の人間であり、十六世紀の思惟しか取り得ないのは当然である。核兵器も知らなければ地球温暖化も知らない。けれども、時間と空間の制約を取り除くとき、そこに開陳される思想が瑞々しくも新鮮なことに愕かされる。人間とは何か。人はいかに生きるべきか。高山の頂上、つまり窮極の問いに対する回答に達するにはさまざまな道がある。(中略)わたしたちを無理なく頂きに導く。ただ陽明を読むだけでいいのである。(あとがきより)
(四六判、402頁)
価格
\2,300
4−89619−174−3
論語の訳注と考究 五十嵐晃著
論語は成り立ちが古い上に、文章が極端に簡潔であるため、不分明な箇所、誤解をまねきやすい箇所が少なくない。著者は、或いは字源にさかのぼり、或いは漢文法により、或いは思考を重ねて20年にわたり孜々としてその解明に努めたが、本書はその苦心の作である。
(四六判、上製、572頁)
価格
\3,800
4−89619−173−0
牧野黙庵の詩と生涯 濱久雄著
黙庵は菅茶山・佐藤一斎・菊池五山等に師事した江戸時代末期の儒者であるが、詩人としても優れ、特に時事詩は瞠目すべきものがある。その詩と生涯を紹介し、埋もれた詩人の再評価を試みる。
(A5判、173頁)
価格
\3,800
4−89619−172−2
大正天皇御製詩の基礎的研究 古田島洋介著
大正天皇の詩藻とお人柄を知るために。
天分の詩才を遺憾なく発揮した、大正天皇の漢詩の精髄251首を詳解する『大正天皇御製詩集』(木下彪謹解)に未収録の詩を採り上げて解説し、併せて天皇の詩風をさまざまな角度から明らかにした画期的労作!
巻末には本書および『大正天皇御製詩集』の両書を合わせた詳細な索引を付す。
(菊判、340頁)
価格
\5,000
4−89619−152−8
大正天皇御製詩集 木下彪謹解
歴代中、大正天皇ほど質量共に優れた漢詩を作られた天皇は稀で、その御製を研究せずして、天地に満ちた人柄を語ることはできない。全作品中から二五一首を選び、注釈を施し、作成の背景を解説。
(菊判、338頁)
価格
\5,000
4−89619−001−7
易經講話 全五巻 公田連太郎著
本書は世上の難解な易学書でも興味本位な易占書でもない。著者が八十余年の学問と経験を基に、晩年財界人や文化人を相手に易経の全篇を懇切平易に講述した名著を新字・新かなに改めた新版。
(A五判、3023頁)
価格
\60,000
4−89619−142−0
論語を活かす 渋沢栄一著
渋沢栄一の論語解釈は、その生涯から得た経験を基にし、また自ら実践して得たもので、紙上の解釈にはない説得力がある。本書は、渋沢が随時随所で行った論語講話を主題別に編集した書。
(四六判、240頁)
価格
\2,500
4−89619−136−6
漢文を讀む人のために 松本洪著
漢文が読めるということは、未見の白文が読めることで、なかなか難しい。本書は、その読解力養成のために、漢字の話から訓読法のきまりまで、碩学が多年の経験をもとに平明に述べた漢文入門書。
(A五判、441頁)
価格
\3,000
4−89619−007−6
中国の哲学 阿部吉雄著
古代人の宗教倫理観に始まり、儒家・諸子百家・漢唐・宋明・清、更に新しくは近代中国に至る中国思想の流れを概説した好評の一般教養書。また大学・高専の教材としても広く採用されている。
(B六判、270頁)
価格
\1,300
4−89619−101−3
中國古代倫理學の発達 加藤常賢著
二松学舎大学出版部版/漢字の原義・古代習俗等を解き明かしつつ礼より経学に至るまでを思想史的に大系づけた表題の講義録の他、社・神の実態を社会経済学・文字学を駆使して考察した数篇を収録。
(A五判、300頁)
価格
\2,233
4−89619−094−7
論語解釈の疑問と解明 合山究著
儒教の基本古典としての論語を、旧来の古典的道徳的な解釈の常識を破って、五十七条にわたって著者独自の異説を立て根幹的な疑問をなげかけて大胆な解釈を試みた、新進学者による論語の新発掘。
(四六判、318頁)
価格
\2,200
4−89619−137−4
産語 神谷正男著
菅仲・晏嬰・李カイ・白圭等の言葉を収めた産語は、吉田松陰も講義に使用した人生哲学の書。太宰春台の著とも先秦時代のものともいわれるこの書の成立の謎を解明し、現代語訳を施しその真価を問う。
(A五判、278頁)
価格
\2,800
4−89619−139−0
南洲百話 山田準著
「児孫のために美田を買わず」と詩に詠い、至誠を尽くして無欲に生きた南洲西郷隆盛の真の偉大さと人間的魅力とは。南洲に私淑した陽明学の泰斗が、数々の逸話を交えてその真髄を語った好読物。
(B六判、162頁)
価格
\1,200
4−89619−095−5
陽明学講話 山田準著
二松学舎大学陽明学研究所版/昭和九年NHKの企画で十回にわたり放送した陽明学講話十講。王陽明の生涯をたどりながら、陽明学の成長と特徴、王陽明の心境と講学をわかり易く講じた名著の新版。
(B六判、144頁)
価格
\1,300
4−89619−157−9
伝習録講話 山田準著
伝習録を読まずして王陽明の思想を語ることはできない。本書は、伝習録の内容を本文の順に従い解説したもので、陽明学講話と併せ読まれるべき書。昭和十年刊の名著を新版にして再刊。
(B六判、239頁)
価格
\1,800
4−89619−098−X
自由思想家・林語堂 合山究著
近代中国が生んだ偉大な自由主義者林語堂の人と生き方を知るために、その学問的・思想的な特徴を吹き彫りにする硬軟とりまぜた十六篇のエッセイと最晩年の自伝をはじめて訳出。
(四六判、254頁)
価格
\1,800
4−89619−034−3
新講 二宮尊徳夜話 黒岩一郎著
幕末の封建制下に独力で大勢の窮民を救い、道徳と経済を再建した二宮尊徳が自ら実地の教訓を語る。本書は、我々日本人の模範とすべき二宮翁夜話二三三条を注解し、現代の養生訓とした。
(B六判、298頁)
価格
\1,262
4−89619−102−6
漱石詩集全釈 佐古純一郎著
二松学舎大学出版部版/二松学舎に学んだ明治の文豪夏目漱石が、その全生涯で詠じた漢詩全二〇七首を、漱石の作品や日記、更には書簡等に沿って懇切詳細に全訳し、漱石の隠された内面生活を究明。
(A五判、320頁)
価格
\3,200
4−89619−072−6
尺牘探求 洪樵榕著
二松学舎大学出版部版/中国式の手紙には独特の書き方や修辞法がある。本書は多くの実例をあげながら中国文書簡の作り方・考え方を詳論した。日中及び日華関係の事業に携わる人々の実用書。
(A五判、254頁)
価格
\2,700
4−89619−075−0
篆刻の技法と鑑賞 神野・高畑著
古典の中の好きな言葉を自分で彫って、手紙などに何気なく使いたいという願望は文人墨客の間に多い。本書はその実際の彫り方のイロハから古今の名品の鑑賞・批評までを一冊にまとめた篆刻入門。
(A五判、136頁)
価格
\2,500
4−89619−138−2
日本陽明学派の人々の書
二松学舎発行/中江藤樹から安岡正篤に至る迄の我が国の代表的な陽明学者の人々の書を集めた遺墨集。書は人なりというが、これら先哲の個性溢れる作品は、その人と学問を身近にさせる好資料。
(B五判、120頁)
価格
\1,200
4−89619−127−7
王陽明小伝 岡田武彦著
陽明学の研究に新境地を開いた著者が、数次の遺跡探訪による成果も踏まえ、王陽明の生涯と主要思想を年代を追って平明・興味深く紹介した現代の読者に絶好の陽明伝入門書。関係写真も多数挿入。
(四六判、267頁)
価格
\2,427
4−89619−145−5
王陽明抜本塞源論 岡田武彦著
伝習録中の至論・明文といわれる抜本塞源論を、懇切丁寧に訳注し、混迷の時代の指針とした書。王陽明の生涯と思想、王陽明と万物一体論、伝習録と抜本塞源論の三章の解説の他、壮誦篇を設ける。
(四六判、159頁)
価格
\1,600
4−89619−128−5
炎の陽明学 矢吹邦彦著
実は山田方谷こそ大政奉還上奏文の起草者でもあった。彼の生きた激動の時代と社会を十分に視野に入れながら、知られざる秘話も紹介して、人間方谷の光と陰を余すことなく描いた感動の方谷伝。
(A五判、443頁)
価格
\3,300
4−89619−141−2
ケインズに先駆けた日本人 矢吹邦彦著
方谷による奇蹟の藩政改革は、二十世紀の天才ケインズの不況対策論に先立つ自作自演の革命だった。方谷革命の実際とそれを支えた同士達の活躍を記した方谷伝第二作。
(A五判、393頁)
価格
\2,800
4−89619−144−7
最後の儒者 三島正明著
大正天皇の侍講として信望厚かった最後の儒者三島中洲の生涯と学問を、師友と時代の中に描き、その生き方の特質を探り、近代思想史上における位置付けを試みた力作。
(四六判、263頁)
価格
\2,500
4−89619−125−0
世界はこうなる 上 吉岡義二著
21世紀の世界はどうなるか。レーブン博士という仮想の人物が西暦2106年からふり返って、世界歴史を記録するという形式で描かれたウェルズの最高傑作。上巻は、現代の危機感を明解に論じる。
(四六判、525頁)
価格
\2,427
4−89619−126−9
世界はこうなる 下 吉岡義二著
20世紀は悉く本書の予言が的中した時代であった。それでは次に来るべきものは何か。下巻では人類の世界国家の理想を雄大な構想をもって締め括り、人々に21世紀への輝かしい展望と希望を与える。
(四六判、367頁)
価格
\2,136
4−89619−162−5
近世の残照 近藤正則著
佐藤一斎の故地・岐阜県岩村町では、毎年4月、孔子祭が催される。本書は、この孔子祭で講経を担当する著者の講経、及び記念講演の内容を主とし、論語、一斎の思想等を語った10篇を収録。
(四六判、246頁)
価格
\1,900


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